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八千代市で生活保護の流れ

八千代市で生活保護を受けながら賃貸を借りるには?住宅扶助の仕組みと部屋探しの流れを解説

「生活保護を受けているけれど、お部屋を借りることはできるのだろうか」「高齢で一人暮らしだと、入居を断られてしまわないか」「保証人がいないのですが、どうしたらよいでしょうか」。このようなご不安をお持ちではありませんか。

結論から言いますと、生活保護を受けていることだけで、賃貸住宅を借りられなくなるわけではありません。生活保護には「住宅扶助」という、住まいにかかる費用を支える仕組みがあります。また、八千代市でも、高齢の方や生活保護を受けている方の住まい探しを支える取り組みが進んでいます。

この記事では、八千代市・千葉県・国の公式情報をもとに、住まい探しから契約までの基本的な流れを、できるだけやさしい言葉でご説明します。

私たち「株式会社優先席」は、八千代市八千代台を拠点に、高齢の方や生活保護を受けている方など、お部屋探しに不安を抱える方のお手伝いをしている不動産会社です。どうぞ安心してお読みください。

生活保護を受けていても賃貸住宅を借りることはできる?

生活保護には「住宅扶助」という仕組みがあります

生活保護には、生活費にあたる「生活扶助」や、医療にかかる費用を支える「医療扶助」など、いくつかの種類があります。その中の一つが「住宅扶助」です。八千代市の公式サイトでは、住宅扶助は家賃や地代など、住まいに必要な費用を対象とするものと案内されています。

つまり、毎日の食費や光熱費などにあてる「生活扶助」と、お家賃にあてる「住宅扶助」は、別々の仕組みです。この2つを混同しないことが、住まい探しの第一歩です。

ポイント
「生活保護を受けているから、民間の賃貸住宅は借りられない」ということはありません。ただし、家賃や契約の条件には決まりがありますので、契約の前に確認することが大切です。

住宅扶助はいくらまで?八千代市の場合

生活保護の基準は、住んでいる地域によって「級地」という区分に分けられています。千葉県の公式情報では、令和7年10月1日以降、八千代市は「2級地-1」に区分されています。「千葉県ならどこでも同じ」ではない、ということです。

千葉県の公式サイトには、2級地の住宅扶助の基準額が「月額13,000円以内」と掲載されています。ただし、この金額がそのまま「借りられるお家賃の上限」という意味ではありません。住宅事情などによりやむを得ない場合には「特別基準」があり、地域や世帯の人数ごとに、別に定められた範囲内で認められることがあります。

ご注意ください
「家賃○万円までなら必ず出ます」と、不動産会社が独自に決めることはできません。実際に認められる金額は、世帯の人数や住宅の事情などをふまえて、八千代市の福祉事務所(担当のケースワーカー)が判断します。インターネット上には、さまざまな金額が載っていることがありますが、最終的な金額は必ず福祉事務所でご確認ください。

八千代市で生活保護を受けながら部屋を探す基本的な流れ

STEP1 まずはケースワーカー・福祉事務所に相談する

すでに生活保護を受けている方は、お部屋を探し始める前に、担当のケースワーカーに相談しましょう。これから生活保護を申請される方は、福祉事務所での相談と申請が必要です。住宅扶助が認められるかどうかは、不動産会社だけで決められません。

STEP2 希望条件と「住宅扶助の範囲」を整理する

次に、ご希望を整理します。たとえば次のような点です。

  • 希望のエリアや、駅・バス停・病院・スーパーまでの距離
  • お家賃、間取り
  • 1階がよい、エレベーターがほしいなど、体の状態に合わせた条件
  • 高齢の方の入居が可能か、生活保護を受けている方の入居が可能か
  • 保証会社や連帯保証人、緊急連絡先が必要か
  • 入居時にかかる費用(初期費用)

お家賃だけでなく、契約の条件全体を見ることが大切です。

STEP3 制度に理解のある不動産会社に相談する

生活保護を受けている方の賃貸仲介には、制度への理解が欠かせません。物件を探すだけでなく、大家さんや管理会社との条件の調整、福祉事務所への確認が必要になることもあるからです。株式会社優先席でも、こうしたお部屋探しのお手伝いをしています。

STEP4 候補の物件をケースワーカーに確認する

気になる物件が見つかったら、契約をする前に、お家賃や契約の条件について福祉事務所へ確認します。「不動産会社が大丈夫と言ったから契約できる」とは限りません。事前に確認しておくことで、契約したあとに困る心配を減らせます。

STEP5 審査・契約・入居

物件によっては、大家さんや管理会社、保証会社による入居の審査があります。「保証会社が必要」「緊急連絡先が必要」といった条件は、生活保護の決まりではなく、物件ごとの条件です。福祉事務所への確認が済んでから、正式な契約に進みます。

「住宅扶助」について知っておきたい3つのポイント

ポイント1 どんなお家賃でも全額出る、という制度ではありません

住宅扶助には基準があり、世帯の状況や住宅の事情などによって判断されます。「このお家賃なら絶対に大丈夫」と言い切れるものではないため、必ず福祉事務所でご確認ください。

ポイント2 家賃以外の費用も確認しましょう

お部屋を借りるときは、お家賃のほかにも次のような費用がかかることがあります。

  • 共益費・管理費
  • 敷金・礼金
  • 仲介手数料
  • 保証会社に支払う費用
  • 火災保険料
  • 鍵の交換費用
よくある誤解
「お家賃が住宅扶助の範囲内なら、契約にかかるお金がすべて無料になる」というわけではありません。敷金などが認められる場合もありますが、すべての初期費用が認められるとは限りません。「住宅扶助の対象になるか」と「契約で支払う必要があるか」は別の話ですので、どの費用がどう扱われるか、事前に福祉事務所へ確認しましょう。

ポイント3 お引っ越しの場合は、事前の相談がとても大切です

今のお部屋から引っ越す場合は、ご自身の判断で先に契約したり、退去したりしないでください。引っ越しが必要な事情や、初期費用の扱いについて、まずは担当のケースワーカーにご相談ください。千葉県の公式情報には、やむを得ない事情で転居する場合の敷金等について、特別基準があることも記載されています。

高齢の方の部屋探しで特に確認したいこと

高齢者の一人暮らしに対応している物件か

物件情報には「高齢者可」「高齢者歓迎」「高齢者相談」など、さまざまな表示があります。表示があっても、最終的には大家さんや管理会社への確認が必要です。八千代市では、高齢の方や障害のある方などが民間の賃貸住宅へスムーズに入居できるよう、住宅や仲介業者を紹介する事業を案内しており、「千葉県あんしん賃貸支援事業」も八千代市の公式サイトで紹介されています。

保証人がいない場合はどうする?

お部屋を借りるときには、次の3つがよく出てきますが、それぞれ意味が違います。

  • 連帯保証人:家賃が払えなくなったときに、代わりに支払う責任を負う人
  • 保証会社:お金を払って、連帯保証人の代わりを務めてもらう会社
  • 緊急連絡先:何かあったときに連絡がとれる人

「保証人不要」と書かれていても、保証会社の利用が必要な場合があります。物件ごとに条件が違いますので、事前に確認しましょう。また、国が定める「住宅確保要配慮者居住支援法人」という団体の中には、家賃の保証や住まいの相談、見守りなどの支援を行うところもあります。

入居後の安心も考えましょう

お部屋が決まることだけでなく、入居したあとに安心して暮らせるかどうかも大切です。八千代市では、民間の事業者と協力して高齢の方を見守る「高齢者見守りネットワーク活動」を行っています。協力事業者が日常の活動の中で異変に気づいたときに、市へ連絡する仕組みです。

ご注意ください
見守りネットワークは、賃貸契約そのものを保証する制度ではありません。「登録すれば一人暮らしでも必ず契約できる」というものではない点にご注意ください。介護や福祉のご相談は、地域包括支援センターにつなぐことも大切です。

住まいを支える制度を知っておきましょう

「住宅確保要配慮者」とは

むずかしい言葉ですが、「住まいを確保するのに、特に配慮が必要な方」という意味です。国土交通省では、所得の低い方、高齢の方、障害のある方、子育て中のご家庭などが含まれるとしています。生活保護を受けている方や高齢の方の住まい探しは、こうした支援の制度とつながっています。

八千代市居住支援協議会とは

八千代市は、令和8年8月7日に「八千代市居住支援協議会」を設置しました。市役所などの行政、不動産関係の団体、住まいの支援を行う団体などが力を合わせて、住宅情報の提供や相談などを行う仕組みです。また、八千代市には、住まいに配慮が必要な方の入居に理解と協力のある不動産店を登録し、市のホームページで紹介する「不動産協力店」の制度もあります。

生活保護を受けている方や高齢の方が相談できる公的な体制が、八千代市でも整えられてきています。

セーフティネット住宅とは

住まいに配慮が必要な方の入居を拒まない賃貸住宅として、登録された住宅のことです。国土交通省の「セーフティネット住宅情報提供システム」で探すことができます。

ご注意ください
登録されている住宅でも、すべての方を受け入れるとは限りません。「登録されている=必ず入居できる」ではなく、物件ごとに、受け入れの対象、お家賃、契約の条件、保証などを確認する必要があります。

居住サポート住宅とは

令和7年10月1日から始まった、新しい認定制度です。大家さんと居住支援を行う法人などが協力して、日ごろの安否確認や訪問による見守り、暮らしの状況が不安定になったときの福祉サービスへのつなぎなどを行います。八千代市にも、この制度の案内ページがあります。

ただし、居住サポート住宅だからといって、介護サービスが付いている住宅とは限りません。どのようなサービスがあるかは、物件ごとにご確認ください。

部屋探しのチェックリスト

お部屋探しのときに、確認したいことをまとめました。印刷したり、メモしたりしてお使いください。

物件について

  • ☐ 家賃が住宅扶助の基準等に合っているか
  • ☐ 高齢者の入居が可能か
  • ☐ 生活保護を受けている方の入居が可能か
  • ☐ 1階・エレベーターなど、体の状態に合っているか
  • ☐ 病院・買い物・バスや電車が使いやすいか
  • ☐ 入居後の見守りが必要か

契約について

  • ☐ 連帯保証人は必要か
  • ☐ 保証会社は利用できるか
  • ☐ 緊急連絡先は必要か
  • ☐ 初期費用はいくらか
  • ☐ 住宅扶助の認定について福祉事務所に確認したか
  • ☐ 契約前に必要な手続きを確認したか

暮らしの支えについて

  • ☐ 地域包括支援センターに相談できるか
  • ☐ 見守りサービスが必要か
  • ☐ 介護サービスの利用状況を確認したか
  • ☐ 居住サポート住宅などの制度が使える可能性があるか

住まいに困ったとき、どこに相談すればいい?

生活保護のことは、八千代市の福祉事務所へ

住宅扶助の具体的な金額や、対象になる費用は、福祉事務所で確認できます。すでに生活保護を受けている方は、担当のケースワーカーにご相談ください。

介護・福祉のことは、地域包括支援センターへ

八千代市には、地域包括支援センターが市内に6か所あり、高齢の方やご家族からの、介護・福祉などの幅広いご相談を受け付けています。八千代台の東・西・南・北は、「八千代台地域包括支援センター」が担当しています。

八千代台地域包括支援センター
住所:八千代台南1-7-2 新緑ビル1階
電話:047-406-5576
※受付時間などは、お問い合わせの前に八千代市の公式サイトでご確認ください。

住まい探しは、不動産会社へ

住宅扶助を認めるかどうかは、公的な機関(福祉事務所)が判断します。不動産会社は、物件探しや契約の調整をお手伝いする役割です。行政と不動産会社の両方に相談することが、安心してお部屋を見つけるための近道です。

参考にした公式情報

  • 八千代市「生活保護」
  • 八千代市「八千代市居住支援協議会」
  • 八千代市「高齢者等の民間賃貸住宅への円滑な入居」
  • 八千代市「住まいを探している方向け情報ページ」
  • 八千代市「居住サポート住宅認定制度について」
  • 八千代市「地域包括支援センター」
  • 八千代市「高齢者見守りネットワーク活動」
  • 千葉県「生活保護」
  • 厚生労働省「生活保護制度」「生活保護法による保護の基準」「生活保護法」
  • 国土交通省「住宅確保要配慮者居住支援協議会について」「住宅確保要配慮者居住支援法人について」
  • 国土交通省「セーフティネット住宅情報提供システム」「居住サポート住宅情報提供システムの公開」

※公的な制度の内容は、変更されることがあります。最新の情報は、各公式サイトや福祉事務所でご確認ください。

まとめ|住まい探しは、一人で悩まないでください

  • 生活保護には「住宅扶助」という仕組みがあり、生活保護を受けていても賃貸住宅を探すことができます。
  • 住宅扶助の金額や対象になる費用は、一人ひとりの状況で変わります。契約の前に、必ず福祉事務所へ確認しましょう。
  • 高齢の方は、お家賃のほかに、保証人・保証会社・緊急連絡先・見守り・病院や介護へのアクセスも大切です。
  • 八千代市では、居住支援協議会や不動産協力店など、住まいに配慮が必要な方の入居を支える仕組みが整いつつあります。
  • セーフティネット住宅や居住サポート住宅など、一般的な賃貸物件のほかの選択肢もあります。
「生活保護を受けているから」「高齢だから」という理由だけで、最初からあきらめないでください。八千代市で生活保護を受けている方、高齢でお部屋探しに不安を感じている方は、株式会社優先席までお気軽にご相談ください。行政の制度を確認しながら、あなたに合った住まい探しを、一緒に進めてまいります。

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